乾燥のダメージ

皆様こんにちは。トレーナーの西畑です。

少し前までは18時でも明るかったのが最近暗くなってきましたね。

早い日落ちを見ると秋に入ってきたのだなと感じ始めます。

それでも日中は暑いので、日頃の服装にはとても気を使いますね。

朝晩の温度差には気を付けたいものです。

 

特に運動して汗をかいた後。

この時に充分に汗を拭いていなかったり、流していなかったりすると身体が急激に冷えてしまいます。

熱は高いところから低いところに逃げていくためどんどん周りに放熱してしまいますよね。

しかもこれからの時期は湿度も低くなる為、汗も気化・蒸発しやすくなります。

身体に付着した水分が蒸発するとき、身体から熱を奪っていくので余計に冷えやすくなります。

つまり、乾燥することによっても冷えやすくなるのです。

 

よくニュースや番組などで乾燥のダメージと言われますが実際はどのようなものがあるでしょうか？

少し確認してみましょう。

 

・目、鼻、喉等粘膜組織の乾燥

特に花粉も飛び交う秋口には飛んできた粒子に表面張力が働き粘膜の水分も

吸着してしまいます。

花粉症じゃない人もこまめにうがいや目薬をして傷がついてしまう前に対策をしておくことを

オススメします。

 

 

・肌、髪などの表面組織の乾燥

表面組織は粘膜などに比べ強固ですがそれ自体が乾燥してしまうと

簡単に突っ張ってしまったり、ひび割れてしまったりと問題が多く出てしまいます。

水は球体であるため蒸発する時、表面より少し深層の水分まで持っていくため

思ったよりも肌全体が乾燥している事も・・・

 

 

・摩擦帯電による静電気

乾燥しているとうまく放電することが出来なくなり静電気が頻発してしまいます。

秋～春にかけて重ね着することも多いと思いますが、素材の異なる服を重ねてきていると

帯電していき脱ぐときにバチバチなることも・・・

 

おおよそ乾燥によって起きるデメリットは多々ある為、各々喉の乾きと同じように

渇いたと感じる前に目薬やクリームで保湿しておくことをオススメします。

暑い時と同じように脱水症状が多いこの時期、油断せず適度に保湿して

過ごしやすくなってきた秋を楽しんでいきましょう。